倹約精神とおしゃれは両立するのです。
下着リフォームの一例として、緩んだゴムの補強法をご紹介します。
でれんと伸びきったパンツのゴムほど、情けないものはありません。
ましてや緩んだゴムを交換する姿なんて、あまりにビンボったらしくて、見るも惨め。
なんて贅沢を言ってる段じゃありません。
使えるものを使える間使い続けることは、大自然への愛です。
もちろん豪華な柳腰亭仕様のパンツなら、それだけの価値はありますよ。
何年かはいていて、ゴムがゆるくなったら、手間を惜しまず交換しましょう。
とはいえ最近は、ゴムが縫いつけられていて、入れ替えできない品が増えました。
市販品はほとんどがそうです。
縫いつけている糸をすべてほどき、新たなゴムを縫いつける作業が必要です。とても素人の手には負えません。
そんな厄介なパンツでも、比較的簡単に引き締める方法をご紹介します。
ぜひお試しください。
手芸店で次のものをそろえます。
トランクスなどのウエストゴムをよく見ると、何本かの溝があって、その部分が布に縫いつけられています。
その溝をゴムミシン糸でざくざく縫っていきます。針目は大きく・・・6~10mmくらい。
布を引っ張り気味にして針を刺すと縫いやすいようです。
一周したら、糸を換えてすべての溝を縫います(この事例では4本縫うことになります)。
縫ったゴムを均等に引っ張り、それぞれの両端をしっかりと結びます。
弱そうな感じなら、2本取りで縫うとしっかりします。
これで、ずりずりパンツも新品のごとく(?)蘇りますよ。
溝のないゴムやストレッチレースでも、同様に縫えば大丈夫です。